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子供のお口が危ない!

学会出席のための、移動中の新幹線の中から、最近特に感じた事を書きますね。 私が初めて開業した30数年前と比べ、子供達の口腔内の変化には驚かされます。以前は歯の大きさと並ぶべき骨と長さとの差にギャップがあり、そのため歯がきれいに並びきれない子供が多かったのですが、今は、それだけでなく、噛み合わせた時に 下の前歯が正面から見えない、また上の前歯の歯肉に食い込んでしまう様な噛み合わせの子供達が非常に増えています。どうして、それが望ましくないかと言えば、お口の容積が減ってしまうからです。すると取り込む酸素の不足で落ち着きがなくなったり、いびきをかく、食べるのがとても遅い、口呼吸になりやすい等々、全身に影響がおよぶからです。わずかな年月にこれだけの変化が見られるのは、何に原因があるのでしょうか。
軟食、幼児期の生活、育児方法の変化などが原因と考える先生もいらっしゃいます。お子さんの歯を時にはしっかり見てみて下さい。身体はみなつながっています。小さな変化も大きな影響を与えます。特に妊娠中の方に授乳の仕方、離乳食の与え方、を今から一緒に考えてみませんか。
ご興味ある方はどうぞ、当クリニックに問い合わせて下さい。 院長